名古屋でおすすめのフロアコーティング業者ランキング!口コミで評判の業者をご紹介します。

フロアコーティングは必要?メリットとデメリットを徹底解説!

公開日:2021/05/01   最終更新日:2021/05/11

新築の家を購入し、入居前にフロアコーティングしてもらう人が増えているといいます。フローリングをキレイに保ち掃除も楽になるというフロアコーティングですが、本当に必要なのでしょうか?メリットとデメリットを検証し、その答えを導き出してみましょう。

フロアコーティングとは?

フロアコーティングとは、さまざまな溶剤を使用して皮膜で覆い、フローリングを保護しながら美しさを保つことができるコーティングです。フロアコーティングには、大きく分けて次の4種類があります。

・シリコンコーティング
・ウレタンコーティング
・ガラスコーティング
・UVコーティング

メーカーによってさまざまな名前が付けられているので、どのコーティングなのかわかりにくいこともありますが、この4種類のうちのどれかに該当します。フローリングを保護するための塗装物にワックスもありますが、業者に依頼せず自分で塗ることはできるものの、定期的に塗り直すのは面倒で手間がかかってしまいます。

フロアコーティングはワックスとは違い、業者が行うので費用がかかりますが、耐久性がありフローリングを保護する効果は非常に高くなります。ワックスの耐久性は3ヶ月~6ヶ月程度ですが、フロアコーティングなら数年~数十年は大丈夫、さらにワックスとは違い耐水性や耐薬品性にも優れ、掃除が楽になるという特徴もあります。また、フロアコーティングは新築の家に施工するだけでなく、すでに入居済みの人や中古住宅の購入時に検討する人も増えています。

フロアコーティングのメリット

フローリングにフロアコーティングを施工する場合の、メリットについて見ていきましょう。

■耐久性
ワックスと比較して耐久性が非常に高く、美しさが長期間持続します。ワックスの場合は耐久年数が1年未満、3ヶ月~半年程度で塗りなおす必要があります。フロアコーティングなら、数年から長期のもので20年、30年の保証がつくものもあり、フローリングの美しさを保つことができます。また、ワックスのように塗膜が柔らかいと、擦った時に剥がれることもあり赤ちゃんやペットの口に入る恐れがあります。その点、フロアコーティングは塗膜が硬く、剝がれにくいので安心です。

■防汚性
汚れがつきにくくなり、ついたとしても落としやすく掃除やお手入れが楽になります。油性汚れや黒ずみなどフローリングに染み込むのを防ぎますから、汚れが目についた時にさっと落とすことができ、ゴシゴシと擦る必要はありません。

■耐水性
フローリングは本来水に弱く水拭きは避けるべきですが、フロアコーティングすることで耐水性が高まり、水拭きも可能で気持ちよく過ごすことができます。

■耐薬品性
塩素系消毒薬やアルコール除菌なども使用できる
ので、ペットが汚してしまったときでも清潔に保つことができます。

■滑り止め効果
滑り止め効果もあるので、小さなお子さんや年配の方にも安心、ペットがツルツル滑って足腰に負担をかけることも防いでくれます。

■保護性能が高い
フローリングはうっかり物を落とすことにより、へこんでしまうこともありますが、フロアコーティングすることでそのような落下物によるダメージを防ぎ、擦りキズなども防ぐことができます。

■紫外線や乾燥を防ぐ
紫外線や乾燥によるフローリングの劣化を防止、表面のひび割れを防ぐことができます。

このように、フロアコーティングを施工することで多くのメリットがあります。フローリングを長期間しっかりと保護し、お掃除やお手入れもグンと楽になり、滑りにくく清潔に保てることから家族やペットも安心して暮らせるようになるでしょう。

フロアコーティングのデメリット

次にフロアコーティングのデメリットについて見ていきましょう。

■初期費用が高い
ワックスは業者に依頼すると、安ければ1㎡につき1,000円程度で施工してもらうことができますし、自分でワックスを購入して掛ければもっと費用は安くなります。それに対してフロアコーティングの場合は、比較的安価なウレタンコーティングでも1㎡につき2,000円以上、高価なUVコーティングなら1㎡につき4,500~5,000円程度はかかります。

■コーティングの剥離はできない
ワックスの場合、剥離することは可能ですが、フロアコーティングは施工すると剥離することはできず原状復帰できないため、持ち家ではない賃貸マンションなどの場合は慎重に検討しなければなりません。

■業者によって仕上がりに差がある
残念ながらフロアコーティングを施工する業者は、すべて知識が豊富で技術力も高いというわけではありません。中には3ヶ月程度の研修だけで施工させる業者もあり、現場での経験が少ないわけですから臨機応変に対応することも難しくなります。フロアコーティングの施工は、フローリングの種類やその日の温度や湿度などの現場判断も重要、知識や経験なしに満足できるような仕上がりは期待できないのです。

フロアコーティングには以上のようなデメリットもあります。初期費用については確かにワックスよりも高額になるものの、耐用年数は圧倒的にフロアコーティングの方が長いので、ワックスを定期的に掛けるよりも結果として割安になります。また、業者によって仕上がりに差があるため、高いお金を払ったのに満足できない仕上がりになる可能性もあります。ですから、フロアコーティング業者選びは慎重に、信頼できる業者であることを確かめてから依頼するようにしましょう。

 

毎日の掃除が苦にならず、フローリングにキズがついて劣化しても気にならないという人なら、フロアコーティングは不要かもしれません。でも、そのようにいい切れる人はそれほど多くはないと思います。フロアコーティングは必要なのか、最終的に判断するのは自分ということになりますが、これだけのメリットあるのですから、大変魅力的な施工であることは間違いありませんね。

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